2025年12月にGoogleのコアアルゴリズムアップデートが行われました。
このアップデートは年数回行われているもので、今回の特徴は「情報の信頼性」と「実体験に基づいた独自性」に対する評価が中心になっています。
アップデートの影響
ドメインと内容の一致
主に「金融・医療・法律・就職」といった分野(YMYL)で大きな順位変動が発生しています。
これまでは「大手ドメインのサブディレクトリ」であれば上位表示されやすい傾向がありましたが、今回の更新では「そのドメインの本来のテーマとコンテンツが合致しているか」をチェックし、合わない(=ドメインタダ乗り)コンテンツの評価が下がりました。
「経験(Experience)」を評価
E-E-A-T※の中でも、特に「経験」が重視されています。AIによって生成された「どこにでもある一般的な解説」は順位を落とし、筆者が実際に体験した様子の写真、独自の調査データ、具体的な失敗談などを含むコンテンツが相対的に浮上しています。
※E-E-A-T
GoogleがWebサイトの品質を評価する基準で、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字を取ったものです。
漫然とAIに記事を書かせると、模範的な内容になりがち。
人間が実際に経験した事だからこそある「つまづき」や「失敗のリカバリ」といった内容をピックアップしているようです。
放置されたサイトは低い評価
「情報の鮮度」と「サイトの保守状況」を重く見ています。
数年間更新されていない記事や、リンク切れが多いサイト、スマホでの表示速度が著しく遅いサイトが順位を下げ、適切にメンテナンスされているサイトが評価を維持・向上させています。
これからどうすると良いか
AIによる概要に対応
検索結果画面の最上部に現れる「AIによる概要(AI Overviews)」では、AIの回答とともにAIが参照したページも示されます。
ここに採用されることが2026年のSEOにおいて、重要なポイントとなると思われます。
採用されやすいページは「検索ワード」に対する「関連ワード」での検索順位が高いページだと言われています。
そのための近道の一つがQ&Aの設置です。
ユーザーが実際に抱くであろう疑問に対し、先回りして回答するセクションを設けます。
サイト構成にもよりますが、全てをまとめたQ&Aページを設けるより、各コンテンツ/話題ごとにQ&Aを設けるほうが良いケースもあると思われます。
信頼性の強化
信頼性としてまず挙げられるのはプロフィールの改善です。
執筆者の経歴、資格、SNSアカウントへのリンクなどを追加・改善し、「誰が執筆しているのか」を明示します。
そして、もう一つ。「外部でどう評価されているか」も信頼性の大きな要素です。
SNS(XやInstagram)などで、自社ブランドやサイト名がポジティブに扱われると、Googleも信頼されていると評価するようです。
サイトのメンテナンス
「コンテンツは良いのに評価されない」場合は、技術的な問題があるのかもしれません。
上の「放置されたサイトは低い評価」に該当する点があれば、まずはそこに対処しましょう。
続いて、古くて検索意図から外れた記事はNOINDEXとして、評価から外しましょう。
アクセスが皆無なページが存在しているのも(ゼロではなく)マイナスです。
リライトして有意義なページに変身させましょう。
UXに問題がある(表示がやたら遅い、スマホで見ると字が小さくて読めない)も要改善です。
特にスマートフォンでの問題は重要です。
チェック時の注意として、PCでのスマートフォンエミュレーションだけではなく、実機でのチェックも行いましょう。
その際、WiFiを切って行う事がオススメです。
スマホの回線速度でページを見たときに、長く待たされるようでは要改善です。
まとめ
「このサイトの情報なら安心して参考にできる」とユーザーに思ってもらえるようにする。
これを2026年の目標とするのが良いでしょう。


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